お通じが良くなるためにどうすれば良いか?
良く世間では多くの女性が抱える悩みと聞きますが、最近では男性・高齢者の方も増えてきています。そもそもお通じが悪くなる原因はどういった事にあるのでしょうか?
便秘はほっておくとよくない
日本内科学会の定義では、三日以上お通じが無い状態の事を「便秘」と言うそうです。
お通じの事で悩んだことのない方からすれば、三日出ない事のほうが驚きですが、中には一週間以上もお通じがない方もいらっしゃいます。
そして、長い間お通じの悪さが続く事によって、腹痛やお腹のハリなど原因で食欲低下なったり、自律神経の乱れやホルモンバランスも乱してしまいます。
そして、その自律神経の乱れで血流の流れなども悪くなり、結果的に腰痛や体のだるさや疲労感の原因になる事もあります。
さらに、長時間のデスクワークや立ち仕事がなどで下半身のむくみに悩んでいる方の中には、実は便秘によるむくみが隠れた原因になっている場合もあるのです。
そういった事から、お通じを改善する事によって体内の下半身の圧迫が無くなり、結果むくみを解消できたという例もありますので、お通じが悪くてむくみも気になる様であれば、まずはお通じの改善を目指すことをお勧めします。
なぜ、お通じが悪くなるの?
一般的に忙しい現代人によくある「運動不足」「食生活の乱れ」やはりこの2つが大きな原因になると思いますが、他にも「水分が十分に取れていない」などの要因もあります。
そういった事がいくつか積み重なった結果、大腸の運動が低下して動きが悪くなり弁を排出する運動が十分に行われなくなったり、副交感神経が異常をきたし腸管が膨張して便が上手く流れなくなったり、便が直腸に到達しても便意をもよおさなくなったりと、その原因と内容は様々です。
ですので、まずは私たちが自分で意識してコントロールしてできる事から少しずつ変えていくことで、結果的に体の内部も良い方向に変えていくのが一番簡単な方法ではないでしょうか。
日頃の気を付ける事
例えば、日ごろコーヒーを多く飲みがちな方は、その内の何杯かをミネラルウォーターに変えてみることで、体に吸収される水分がコーヒーばかり飲んでいるよりも格段に多くなりますし、日ごろ運動不足を感じている人は、朝30分だけ早起きをしてお腹を目覚めさせるような体操を始めてみるのも良いかと思います。
慣れてくればウォーキングなども取り入れて、お腹を目覚めさせる+α適度な運動にもなりますので、結果朝食もとれるようになれば、相乗効果が見込めるようになります。
こうして見てみると、やはり規則正しく健康的な生活を送る事が必要だという事が分かりますが、忙しい現代人にとっては、いきなり生活習慣を改善する事も難しいと思いますので、これらの事を意識しつつ、無理なく続けることが大事で、続けていけば少しずつですが、確実にお通じが改善方向に向かうはずです。
近い将来の健康的な自分を想像して、今日から、いや、今から早速行動に移すことをお勧めします。